いよいよチケットの先行販売も開始されて、来日ムードが高まってきたMariah Carey。洋楽ファンならずともMariah Carey(マライア・キャリー)という名前だけは知っているでしょう。
18曲もの全米No. 1シングル、2億枚を超えるトータルセールスや、グラミー賞、ギネス等の数々の受賞歴。そんな輝かしい経歴を残す彼女の曲から、「これは聴いておけ」な10曲を集めてみました。
知名度や売り上げからすれば他の曲もありますが、個人的にもお気に入りの楽曲を順不同で 10曲ご紹介します。名曲が多いので10曲に絞るのが大変でしたが、新旧含めてピックアップしてみたので、昔の曲は知らないと言う人や、あまり曲と曲名が一致しない人、この機会に「マライアのオススメ教えてー」な人も参考にしてみて下さい。
1. Fantasy
5thアルバム『Daydream』からの1stシングル。80年代の名曲Tom Tom Club(トム・トム・クラブ)の『Genius Of Love』をトラック、メロディ共に大胆にサンプリングし、だいぶR&B色の強い楽曲です。この時登場したBillboardのシングルチャートは、史上初の女性歌手による初登場1位を獲得し、その後も8週連続1位を記録しました。
また、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドのチャートでも1位を獲得しています。2020年10月にはSK-ⅡのCMで綾瀬はるか、クロエ・モレッツ、リア・ドウによるカバー楽曲が話題となっています。
2. Heartbreaker (Remix) feat. Da Brat & Missy Elliot
7thアルバム『Rainbow』からの1stシングル曲である『Heartbreaker』のリミックス。Stacy Lattisaw(ステイシー・ラティソー)の『Attack of the Name Game』をサンプリングし、上記の『Fantasy』っぽかったオリジナルとはガラリと変わって、なんとウェッサイクラシックSnoop Dogg(スヌープ・ドッグ)の『Ain’t No Fun』をモロ使いしたG-Funkナンバーとなっております。
3. Emotions
大ネタThe Emotions(エモーションズ)の『Best of My Love』使いの名曲。2ndアルバム『Emotions』からのリードシングル曲で、最近ではAriana Grande(アリアナ・グランデ)がカバーした事でも知られています。
4. Someday
1stアルバム『Mariah Carey』からの3rdシングルで、全米シングルチャート1位(2週)のヒット曲です。これによりデビューアルバムからのシングルは3曲全て全米1位、デビューから3曲連続全米1位を記録しており、最終的には2ndアルバムからの『Emotions』までの5曲連続1位という史上最多記録を打ち立てます。
5. One Sweet Day feat. Boyz II Men
5thアルバム『Daydream』からの『Fantasy』に続く2ndシングル曲で、Boyz II Men(ボーイズ・ツー・メン)との共作による極上のバラードです。ビルボードの総合チャート初登場1位となり、その後も16週連続1位というギネス記録を作りました。
さらに95年11月のリリースから半年間に渡ってランキングチャートに入り続け、
- 1996年の全米年間シングルチャートで2位(1位はLos Del Rio<ロス・デル・リオ>の『Macarena』)
- 90年代(1990年〜1999年までの10年間)の全米シングルチャート1位
- 50年間の歴代シングルチャート29位
という凄まじい記録を打ち立てました。
6. I’ll Be There feat. Trey Lorenz
タイトルでお分かりの通りJackson 5の名曲『I’ll Be There』のカバーです。MTVでのライブアルバムからのシングルで、ライブ音源にも関わらず全米1位(2週)を獲得しました。
7. Thank God I Found You feat. Joe & 98 Degrees
7thアルバム『Rainbow』からの2ndカットで、R&BシンガーのJoe(ジョー)とコーラスグループの98 Degrees(ナインティーエイト・ディグリーズ)を迎えた極上のバラード楽曲。この曲でMariah Careyは通算15枚目のビルボードチャート全米1位を獲得し、11年連続で全米1位を獲得という快挙を達成しました。
8. I Want To Know What Love Is
12thアルバム『Memoirs Of An Imperfect Angel』からの2ndシングル曲。ロックバンドForeigner(フォーリナー)の全米全英No. 1ヒット曲である同名曲『I Want To Know What Love Is』のカバーです。本国アメリカではシングルチャート60位という微妙な結果でしたが、ブラジルでなんと27週連続1位(!)という前代未聞の記録を打ち立てました。
9. Through The Rain
9thアルバム『Charmbracelet』からの1stシングルで、テレビ朝日系のドラマ「逮捕しちゃうぞ」(2002年10月17日〜12月12日)のエンディングテーマとしても使用され、日本でも人気となりました。 Mariah Careyは白人の母親と黒人の父親から生まれており、ミュージックビデオでは当時あまりよく思われていなかったであろう違人種間の恋愛と、そこからの駆け落ちという自身の両親の話を元に作られています。
10. You Don’t Know What To Do feat. Wale
ラストは最新アルバム『Me, I Am Mariah… The Elusive Chanteuse』からこの曲をピックアップ。お馴染みのJ.D.ことJeramain Dupri(ジャーメイン・デュプリ)のプロデュースによる、ディスコの名曲Inner Life(インナー・ライフ)の『I’m Caught Up (In A One Night Love Affair)』をサンプリングしたトラックにゲストにWale(ワーレイ)を迎えたディスコ調の楽曲です。
8年ぶりの来日公演の詳細

公演会場・時間・チケット料金
2014年10月4日(土) | 幕張メッセ国際展示場7・8ホール ▶ Googleマップ | 15:30 / オープン 17:00 / スタート |
2014年10月6日(月) | 横浜アリーナ ▶ Googleマップ | 18:00 / オープン 19:00 / スタート |
- S席:¥18,000
- A席:¥15,000
- B席:¥11,000
- C席:¥9,000
チケットの先行予約はすでに終了しているので、次は23日からの一般販売ですね。 Celine Dion(セリーヌ・ディオン)の2014年の来日公演は全日程が中止となってしまったので、マライアはそうならないことを祈ります。
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